【Real Raw News】BY:マイケル・バクスター 2022年12月24日
https://realrawnews.com/2022/12/paul-and-nancys-christmas-goodbyes/
グアンタナモ(GITMO)の職員が模範囚と呼ぶポール・ペロシは、クリスマスイブに、12月20日(火曜日)の朝に、絞首台に向かう前に、妻に最後の言葉をかけるかどうか尋ねられた。
顔を真っ赤にして、涙がポタポタと頬を伝って流れていく。ナンシーの死によって、今までナンシーに苦しめられてきた自分が解放されることを望んでいるのだ。
彼女の死は、彼を自由へと導いてくれる。
なぜなら、監禁されていても、彼女の生き様が、まるで痒みのように彼を悩ませるからだ。
ポールはスタッフに、条件付きで最後の敬意を表することを喜んだ。
ナンシーに猿ぐつわをはめるように頼んだ。
そうしないと、彼女が罵詈雑言を浴びせてきて、自分の言葉が出てこなくなるからだ。
ナンシーのスピーチは、いったん始まると、まるで樽が坂を転がるように、跳ねて、ループして、制御不能になった。
不思議なことに、スタッフはそれに従った。
ポールは、ナンシーに対する善行と証言で、少しは好感を持たれたのだろう。彼は、ナンシーへの発言を「記録に残しておきたい」とも言っていた。
筋肉質の海兵隊員と将校に付き添われて、ポールは天井の蛍光灯に照らされた小さな四角い部屋へ入った。
その下には、2つの空のオフィスチェアが5フィート間隔で向かい合って置かれていた。
ポールはドアから一番遠い席に座り、深呼吸をした。
ナンシーは手錠をかけられ、蹴られ、口輪で叫ぼうとしていたが、タイル張りの床で囚人靴が滑ってドアから現れた。
彼女の背後には海兵隊員が立っており、その手はまるでアコーディオンのように彼女の上腕を掴み、握りしめていた。
震える体をポールの向かいの席に押し込むと、彼は「落ち着け、行儀よくしろ」と注意した。
ナンシーの目に怒りが走った。
顔色は紅潮している。彼女は憑き物が落ちたようにポールを見つめた。
「こんにちは、ナンシー」ポールは穏やかに言った。
「急な話だったから、リストを作る時間がなかったんだ。クリスティーナが私の実の娘でないことは知っている。そう、彼女は私の特徴をいくつか持っている。いや、検査はしていない。男はこういうことを知ってる。黙ってたいたが、知ってほしい、最初から知っていた。私はお前が嫌いだ。言葉にできないくらいに、他では言わないような言葉を持っている。20年以上、私は歓迎されない客人か、蹴る猫のように扱われてきた。しかし、私が去ろうとすると、ナンシーは私を破壊させるか、もっと悪くなるだろうと脅した。愛ではなく、虐待する相手が必要だったんだろう。私は刑務所に入れられるかもしれない。でもお前は死ぬんだ。 私は、お前のために涙を流さない。 私はお前といるより、ここの方が幸せだ。平穏な日々を送って、誰も私を煩わせない。口うるさくされることもない。喧嘩もない、命を狙われることもない、お前ははこの世で最も卑劣で邪悪な女だ。ヒラリー・クリントンはお前に比べたらマザー・テレサだ。この恩知らずで自己中心的で誇大妄想狂で、 自己愛が強く、思いやりのない女で、サイコパスだ。今、私はシラフではっきりと見ています。そして今、私は、そして世界はお前からきっぱりとおさらばするんだ」。
泡がナンシーの猿ぐつわを濡らし、唇の隅を滴り落ちた。
海兵隊員は彼女の肩に手を置き、シートから飛び出さないように止めた。
「メリークリスマス、ナンシー」ポールはそう言ったが、その声は空虚で感情がこもっていなかった。
「私の過去は白紙だ」。
海兵隊員と将校は、ポールを独房に、ナンシーを独房に案内した。
噂によると、ポールは減刑されるかもしれない。