マッカーシーが、軍用ワクチンの義務付けを取り下げない限り、国防法案は前進しないと述べた

       

        ケビン・マッカーシー下院少数党党首


【Zero Hedge】BY:タイラー・ダーデン 2022年12月5日

https://www.zerohedge.com/political/mccarthy-says-defense-bill-wont-move-forward-unless-military-vaccine-mandate-dropped
Authorsed by Katabella Roberts via The Epoch Times,

 

ケビン・マッカーシー下院少数党党首(カリフォルニア州選出)は12月4日(日曜日)、2023年度国防権限法(NDAA)は、軍のCOVID-19ワクチン義務付けが終了しない限り前進しないと誓った。

 

フォックスビジネスネットワークの「サンデーモーニング フューチャー」に出演したマッカーシー氏は、817億ドルの国防法案について、議員らは軍人のワクチン義務付けを解除することを期待して作業を進めていると述べた。

 

この義務化は2021年8月から実施されている。

 

「というのも、これまで兵役に就いていた男女を追い出しているからだ」とマッカーシー氏は述べ、募集の不足を指摘した。

 

「これは共和党が多数を占めるようになった最初の勝利であり、もっと多くの勝利を得たいし、今すぐそれを始めるべきだ」と述べた。

 

国防総省のデータによると、3,717人の海兵隊員、1,816人の兵士、2,064人の船員がCOVID-19のワクチン接種を拒否して除隊しているが、ごく一部は宗教や医療面での免除により現役を続行することが許されている。

 

アクシオスによると、12月1日現在、陸軍、陸軍州兵、陸軍予備役の11,500人以上がCOVID-19のワクチン接種を拒否しているが、陸軍の現役兵の97%は接種を受けている。

 

 

■■ 採用目標に届かない陸軍

 

ワクチンの義務化をめぐっては、さまざまな軍事機関が採用目標の達成に苦戦している部分もあり、クリスティン・ウォーマス陸軍長官によると、米陸軍は今年の採用目標6万人のうち75%にしか達していない。

 

マッカーシー氏はまた、先週ジョー・バイデン大統領と話し、「共和党の新議席で何が変わるかを明確に打ち出した」と12月4日(日曜日)に語っている。

 

ワクチン接種の義務化が解除されない場合、NDAAは前進するのかという質問に対して、マッカーシー氏はバイデン氏との会談を指して、前進しないことを確認した。

 

「米国防総省の年間予算と支出を定めたNDAAは、60年間毎年法制化されてきた」と、共和党の次期下院議長候補である同議員は述べた。

 

ホワイトハウスは12月4日(日曜日)、ロイド・オースティン国防長官が12月3日に予防接種の義務付けを継続すると宣言したにもかかわらず、軍人の完全接種を廃止するというマッカーシー氏の提案を検討していることを確認した。

 

その前日、国防総省のパトリック・ライダー報道官も、米国の国家安全保障を理由に、この義務付けを継続すると約束した。

 

ホワイトハウスのオリビアダルトン報道官はロイターに対し、「マッカーシー党首が大統領にこの問題を提起し、大統領は検討すると伝えた」と述べた。

 

「国防長官が義務化を維持するよう提言しており、大統領もその立場を支持している。NDAAに関する話し合いは継続中です」。

 

共和党はバイデン政権に対し、軍人のワクチン義務化を廃止するよう求めており、訴訟が殺到しているこの動きは、州兵の兵力確保に支障をきたしていると主張している。