【米】トランプ氏、「掘るぞ、ベイビー、掘るぞ」と公約

写真:ドナルド・トランプ © Brandon Bell / Getty Images
【RT】2024年12月9日 13:43 ホームビジネスニュース

https://www.rt.com/business/609063-trump-pledges-drill-oil-gas/
次期大統領は、米国経済に手頃な価格のエネルギーを供給するために、石油と天然ガスの生産を拡大すると公約した。

ドナルド・トランプ次期米大統領は、1月にホワイトハウスに戻れば、石油とガスの生産量増加に重点的に取り組むという選挙公約を実行することを確認した。



トランプ氏は、エネルギー企業向けの掘削リースを容易にするとともに、エネルギーインフラの増強を約束することで、石油・ガス業界への強力な支援を明確にしている。

 

その他の政策としては、エネルギー企業が海外でより多くの天然ガスを販売できるようにすることや、連邦政府所有地での掘削を増やすことが考えられる。

 

NBCニュースのインタビューで、次期大統領は、石油の増産という公約を貫くつもりだと述べた。

 

また、トランプ氏は、自身に対する捜査で一線を越えたと考える人物を処罰するよう米国当局に指示するつもりがあるかと尋ねられ、

「いいえ、まったくありません。彼らはそれについて検討する必要があると思いますが、私はしません。私は掘削に集中します」と述べた。


このフレーズは2008年に共和党の選挙スローガンとして初めて使われ、その後、今年初めの選挙キャンペーンでもトランプ氏が繰り返し使用した。

 

トランプ氏はエネルギー価格について現職のジョー・バイデン大統領の政権を批判しており、6月にラスベガスで行われた集会で支持者たちにこう語っている。

 

「我々は掘削する。ベイビー、掘削する。エネルギーコストを引き下げるつもりだ」

 

 

先月、トランプ氏はノースダコタ州知事のダグ・バーガム氏を内務長官に指名する計画を発表した。

 

バーガム氏は以前、何百万エーカーもの公有地での水圧破砕を認めるのに尽力した。

 

この役職は、需要を制限するのではなく供給を促進するために、石油、ガス、石炭の生産に関する政策の合理化に重点的に取り組むことが期待されている。


世界最大の石油生産国である米国は、エネルギー情報局によると、

石油生産量を来年には1日あたり1350万バレルにまで増加させる見込みであり、

2023年には1290万バレル、2024年には1320万バレルを記録すると予測されている。