フロリダ州パームビーチで2023年3月21日、元大統領のドナルド・トランプ氏の邸宅「マー・ア・ラゴ」を警護するシークレットサービスの捜査官。(写真:Joe Raedle/Getty Images)
【OANスタッフ】 ソフィア・フローレス著 午後5時06分 – 2024年9月16日
9月15日、フロリダ州ウェストパームビーチでの記者会見で、当局はドナルド・トランプ第45代大統領に対する2度目の暗殺未遂事件について最新情報を発表した。
暗殺未遂事件の詳細に入る前に、パームビーチ郡保安官のリック・ブラッドショー氏は、9月15日(日曜日)に2度目の未遂事件が発生した後、ドナルド・トランプ氏のマールアラーゴの警備レベルは「最高レベル」であると発表した。
当局はまた、この日、トランプ氏がトランプ・インターナショナル・ゴルフクラブ・ウェストパームビーチでプレーしたことは「オフレコ」であると発表した。
つまり、一般公開されているスケジュールには含まれていないということだ。
トランプ氏がショットを打つホールの1つ手前で、シークレットサービスが突然、フェンスから突き出たAK型ライフルを発見した。彼らはすぐに銃撃した。
発砲はあったものの、ブラッドショー保安官は容疑者が「一発も撃つことはできなかった」と説明した。
シークレットサービス捜査官の銃から発砲されるや否や、58歳のライアン・ウェスリー・ラウス容疑者は車で現場から逃走した。
ライフル銃、スコープ、コースのフェンス沿いに置かれていた弾の入ったAKスタイルのライフル銃に加え、デジタルカメラ、バックパック、食品の入った黒い袋まで現場に置き去りにしていた。
ほどなくして逮捕された。
連邦捜査局(FBI)は、携帯電話のデータから、捜査官がルーサス容疑者に気づき発砲するまでの約12時間、容疑者はゴールドコースの近くにいたことが明らかになったと発表した。
ラウスの犯罪歴は1990年代まで遡る。2002年には、ノースカロライナ州矯正局の記録によると、大量破壊兵器の所持および重罪で起訴されている。別の事件では、ひき逃げ、公務執行妨害、銃器の隠匿違反を含む複数の軽犯罪で起訴されている。
ブラッドショー保安官は、記者会見の最後に、9月15日(日曜)の夜にトランプ氏から電話があり、「シークレットサービスと共に我々がしたことすべてに感謝された」と述べた。
「我々が素晴らしい連携をしたことを彼は理解しており、安心している。それは重要なことだ。そして、昨日我々がしたことは、システムが機能することを証明している。容疑者は発砲することすらできず、我々が彼らを逮捕し、法の裁きにかけた。だから、私たちはとてもとても誇りに思っているのです。」
ドナルド・トランプ氏が大統領選でハリス副大統領と直接対決するまで、あと50日となったこの時期に、2度目の暗殺未遂事件が起こった。