【Natural News】2023年6月7日水曜日 by: アルセーニョ・トレド
この提携は、WHOの健康緊急プログラムの特別プロジェクトであるWHO パンデミック・疫病インテリジェンスハブを強化するためのもので、「将来のパンデミックや疫病リスクに対処するために国や関係者を支援する複数のセクターからのパートナーのグローバルなコラボレーション」を促進することを目的としている。
2021年に設立されたパンデミックハブは、これらのグローバルパートナーにサポート、機器、専門知識を提供し、将来の病気やウイルスのアウトブレイクに対処するための「データへのより良いアクセス、より良い分析能力、意思決定のためのより良いツールやインサイト」を促進することを目的としている。
ロックフェラー財団は、「すべての人のための再生可能エネルギー」の構築に取り組んでいると自称している。
WHOとのパートナーシップは、「触媒的な資金と技術支援によって」パンデミックハブの取り組みを加速させることが期待されている。
WHOとロックフェラー財団は、気候変動などの問題で非常に左翼的な傾向を持つことで知られており、ジョージ・ソロスやビル・ゲイツといった左翼的な億万長者とのつながりも強い。
WHOが慈善団体とされる団体から受け取る金額の約88％は、ビル＆メリンダ・ゲイツ財団からのものだ。
ロックフェラー財団は75年以上にわたってWHOと協力関係にあり、過去20年間に2700万ドル以上の助成金を提供し、武漢コロナウイルス（コビッド19）のパンデミックから「より包括的でグリーンな復興を触媒する」ために10億ドルを投資したことも含まれている。
■■ ロックフェラーがWHOパンデミックハブに資金と技術的専門知識を提供
ロックフェラー財団は、WHOと連携するパートナーに500万ドルを出資し、「病原体検出のためのグローバルネットワークを育成し、気温上昇や異常気象によって悪化する病気に対する監視を広げるなど、パンデミック対策能力を強化する」というパートナーシップを締結した。
ロックフェラー財団のプレスリリースはさらに、今回の投資とWHOのパンデミックハブとの継続的なパートナーシップにより、同ハブの下で以下のような他のプロジェクトも支援するとしている。
■■ WHOが新たに立ち上げた国際病原体サーベイランス・ネットワーク・プログラムを通じて、ゲノムサーベイランスのグローバルな能力を拡大する。
WHOが、世界中の公衆衛生アナリスト、研究者、組織とリアルタイムでコミュニケーションし、協力する能力を高めるための「デジタルプラットフォーム」を開発する。
「既存のWHO疫病情報ソリューションのユーザー中心の製品戦略」を開発することで、世界の公衆衛生機関を支援する。
他のWHOパートナーとの連携による「データサイエンスイニシアチブ 」を通じて、アウトブレイク検出を改善する。
パンデミックハブの責任者であるWHO事務局長補のチクウェ・イヘクウェズ博士は、「コビッド19のパンデミックは、疾病監視、関係者の協力、データの共有が健康安全保障に絶対不可欠な要素であることを強調しましたが、国際社会は何の準備もできていませんでした」と述べている。
「気候変動による脅威が高まる中、ロックフェラー財団と提携し、パンデミックインテリジェンスにおける世界的な協力の新時代を切り開くことができることをうれしく思います」と述べている。
ロックフェラー財団理事長のラジブ・シャー博士も同様の感想を述べ、気候変動が「再び世界的なパンデミックのリスクを高めている」と主張し、彼のような組織がWHOと提携してパンデミック対策について協力しデータを共有する必要があるとしている。
「WHOパンデミックハブは、脅威を追跡し、解決策を見つけ、国や大陸をつなぐことで、すでに私たちをより賢く、より安全にしています」と、シャーは声明で付け加えた。
「WHOパンデミックハブは、脅威を追跡し、解決策を見つけ、国や大陸をつなぐことで、私たちをより賢く、より安全にしています」
