怒れるフランスのデモ隊、年金騒動からマクロン氏本人に焦点を移す 「ギロチンを知っているか?」

Image: Angry French protesters shift focus from pension fiasco to Macron himself – “do you know the guillotine?”

 

【2023年3月29日(水) 記:イーサン・ハフ

https://www.naturalnews.com/2023-03-29-french-protesters-shift-focus-macron-guillotine.html

 

 

パリで発生したブルーカラー労働者主導の抗議デモは、年金騒動だけに焦点を当てたものから、エマニュエル・マクロン大統領の首を皿に盛ることを要求するものへとトーンを変えている。

 

 

もちろん、これは言葉の綾である。一部のデモ参加者は、パリの建物の壁にギロチンの設置について何かを書き、かつてのフランス革命との類似性を示した。

 

 

フランスで最大かつ最も穏健な労働組合であるフランス民主労働総同盟のリーダー、ローラン・ベルジェ氏は、「私たちは、退職というテーマにおける社会的危機から、民主主義の危機の始まりに移行した」と述べた。

 

「怒りが高まっているのに、その現実に気づかない大統領が目の前にいる」。

 


ギロチンが言及されている同じ壁には、シャルル3世と、ヴェルサイユ宮殿マクロンと食事をするためにパリに行く予定だったが今は延期された彼のことを指していると認められるが、マクロンからフランスの労働者への巨大な模擬メッセージが書かれている。

 

「私を選び、私が決定し、あなたは黙っている」。

 

つまり、マクロンは就任してすぐに、有権者の懸念を無視する暴君となったのだ。

 

そして、マクロンは抗議行動を真剣に受け止めようとしないため、フランス国民が答えと行動を求める中、すべての視線がマクロンに注がれている。

 

国民の支持率が低いのはどちらか: マクロンとバイデン、どちらが支持されないか?

 

シアトル・タイムズ紙によると、革命やギロチンについてのこの話は、1789年に起きた民衆蜂起の再現に近いもので、国王と女王をギロチンで殺害し、3年後には王制を廃止するに至った。

 

 

この新しい抗議行動が最終的にどこにつながるかは別として、マクロンがフランス人の間で人気がないことは明らかであり、彼はこの件で何らかのレッドラインを越えてしまったため、人々は彼の首を切れと言うようになった!

 

 

世論調査では、国民の3分の2が退職金制度に反対しているにもかかわらず、マクロン氏はこの法律を強行採決し、しかも下院での採決も行わなかった。

 

それ以来、マクロンの人気は急落し、支持率はわずか28%である。

 

これは、アメリカのメディアが数字を水増しするために「世論調査」したであろう不法滞在者や死者を除いた、偽大統領ジョー・バイデンの支持率に匹敵するかもしれない。

 

フランスの法律では、マクロンの統治方法は国の憲法に反していると規定されている。

 

マクロン氏は明らかに、バイデン氏と同じように、自分が法律より上にいるように感じている。

 

「実際、定年退職年齢を引き上げる法案は採決に持ち込めないかもしれないが、政府の方がその可能性が高いとマクロンが判断したからこそ、反民主主義的と批判されるトップダウンの49.3法を使うことを選択した」

 

タイムズは、マクロンが不評だった定年年齢引き上げ法を成立させた方法について報告している。

 

さらに悪いことに、マクロンは、退職金制度を違憲に成立させたことを国民に擦り付け、その結果生じた反撃を、明らかに演出された偽旗作戦である2021年1月6日のアメリカ合衆国国会議事堂の「暴動」に例えた。

 

「私たちが見たのは、マクロン氏の権力の極端な垂直性です」と、ベルガーは言った。

 

「我々の組合は交渉を行い、妥協点を見出したいと思っているが、そのためには2人が必要だ」。