GITMOで吊るされたワクチン科学者

  

  ワクチン科学者のリチャード・ティリアー

【Real Raw News】BY: マイケル・バクスター 2023年3月11日

https://realrawnews.com/2023/03/vaccine-scientist-hanged-at-gitmo/

 


先週、3月10日(金曜日)に死刑を宣告されたワクチン科学者のリチャード・ティリアーは、3月7日(火曜日)の朝、GITMOの職員から「そろそろ音楽と向き合う時間だ」と言われ、独房の隅でうずくまっていた。

 

ティリヤーが手錠をかけられ、独房からキャンプ・デルタ収容所の外に停めてあるハマーまで護送される間、法廷での都合の良い記憶喪失が続いていたのだ。

 

「なぜ、私はここにいるのだろう? 家に帰りたいんだ。何も理解できない」と彼は言った。

 

彼の突然の忘却は、策略以外の何物でもない、と情報筋は言う。

 

ティリアーは法廷の後、脳の損傷や縮みなどの変化を調べるため、MRIとCTの検査を受けた。

 

GITMOの医療機関では、感染症や栄養不足などの問題がないか血液をチェックし、発作の有無を確認するために脳波検査を実施した。

 

その結果、過敏性腸症候群を除き、健康状態に問題はなかった。

 

それにもかかわらず、ティリアーは、絞首台へ向かう運転手に「ニュージャージーに帰るんですか」と、知らないふりをした。

 

そして、「汚いモーテルの部屋から連れ出してくれてありがとう」と感謝の言葉を述べた。

 

ダース・E・クランドール提督と軍楽隊が待つ絞首台に着くと、ティリアーは「財布を失くした」ために「チップ」を差し出せなかったことを謝り、「次回は補償します」と言った。

 

ティリアーはクランドール提督に目をやり、ニュージャージー州ショートヒルズへの帰路、ヤンセンファーマシューティカルズへの復職を手配してくれたクランドール提督に感謝した。

 

壇上では、両手の手錠を外され、ボタンを押す吊り手や、最後の儀式に立ち会う米海軍のチャプレンと握手しようとした。

 

ティリアーは、彼らが誰だかわからないと言いながら、「近所に来たばかりか」と尋ね、数日後に妻と「夕食をご一緒しましょう」と付け加えた。

 

そして、クランドール提督を 「フレッド」という旧知の人物と間違えたようだ。

 

彼はクランドール提督に力強く手を振りながら、「フレッド、フレッド・ドライヤー、どこに行っていたんだい? 久しぶりに会ったね。まだファイザーで働いてるの?」と。

 

ティリヤーの苦悩に提督は動じず、「さっさと終わらせよう」と、ティリヤーの命を絶つボタンを押すように首吊り師に命じた。

 

その瞬間、彼はロープに吊るされたまま死んでいた。

 

海軍の医師が死亡時刻を記した。米国東部標準時、2023年3月7日午前10時30分。