アマゾンの掃除機「アイロボット・ルンバ」がユーザーを監視し、トイレでの様子を撮影してSNSに投稿していたことが発覚

Image: Amazon’s iRobot Roomba vacuums caught spying on users, taking photos of them on the toilet and posting to social media
【Natural News】2022年12月29日 BY:イーサン・ハフ

https://www.naturalnews.com/2022-12-29-amazon-irobot-roomba-vacuums-spy-toilet-photos.html

 

 

MIT テクノロジー・レビューは最近、アマゾンのアイロボット・ルンバ掃除機が、実はユーザーの知らないうちに、あるいは許可なくユーザーの家をマッピングし、家族のプライベートな写真まで撮影する、秘密のスパイ装置であるという事実を取り上げたレポートを発表した。

 

 

これらのロボット掃除機は、パンくずや、ペットの毛を探すために、人々の家を捜索する際に、トイレにいるユーザーの写真もこっそり撮影していることが明らかになったのである。

 

場合によっては、これらの写真は、フェイスブックやディスコードのようなソーシャルメディアプラットフォームに不思議と表示されるようになった。

 

この記事の著者であるアイリーン・グオは、ロボット掃除機によって家庭内で撮影され、ソーシャルメディアに共有された15の静止画の出所を調査したという。

 

その中には、「非常に率直な姿勢で、顔がはっきりと見える」人間が写っているものがあることがわかったという。

 

「画像は人によって撮影されたものではなく、アイロボット社のロボット掃除機ルンバ J7シリーズの開発バージョンによって撮影された。」とグオは書いている。

 

「そして、人工知能の訓練に使われる音声、写真、動画データにラベル付けをするために、世界中の労働者と契約しているスタートアップ、スケール AIに送られたのです」。

 

「それらは、インターネットに接続された機器が定期的にキャプチャして、クラウドに送り返すシーンの一種であり、通常はより厳しいストレージとアクセス制御が行われていた。しかし、今年初め、MIT テクノロジーレビューは、閉鎖的なソーシャルメディアグループに投稿された、これらのプライベートな写真のスクリーンショットを15枚入手しました」。

 

アマゾンの多くのスパイ企業で、実際に人間の従業員がトイレでユーザーを監視している?

グオ氏が入手・分析した15枚の画像は、アイロボット社のルンバが撮影し、スケール AIが保存してきた200万枚以上の画像のほんの一滴に過ぎない。

 

そして、この数百万枚の画像は、他の同様の家庭内スパイ装置によって撮影されている、数百万枚の画像のほんの一部に過ぎない。

 

アレクサスピーカー、リンドアベル、そして今回のアイロボット ルンバと、アマゾンは、人々の私生活を隅々まで把握するという明確な目的のために、技術的なポートフォリオを拡大しているのである。

 

つまり、アマゾンは世界で最も不気味で、侵略的な覗き魔になったのだ。

 

作家でオックスフォード大学の教授であるカリッサ・ヴェリズは、「トイレでロボット掃除機が見ているだけではない、人間も見ているかもしれない」とツイートしている。

 

アイロボット社のルンバがユーザーの最もプライベートな瞬間を監視しているというニュースが広がり続けるなか、同社のコリン・アングルCEOはMITテクノロジーレビューに対し、「画像を流出させたサービス・プロバイダーとの関係を打ち切る」と述べた。

 

アングル氏は、同社が 「この問題を積極的に調査し、今後、どのサービス・プロバイダーによる同様の流出を防ぐための対策をとっている」と付け加えた。

 

コメントでは、人々の最もプライベートな瞬間を監視しているのはアマゾンだけではない、と指摘する人がいた。

 

この人は、すべての「スマート」デバイスは、何らかの形でスパイ装置になっていると説明している。

 

「また、カメラ付きのテレビもありますし、スマートフォンだって持ち主を監視するために使われることがあります」と、別の人は付け加えた。

 

「自動車や家電製品から、こうした侵入機能を取り除くことを仕事にできる人がいるかもしれない。多分、エアコンやヒーターの制御異常サーモスタットの制限を取り除くこともできるのでは」?

 

また別の人は、現代人が「信じられないほど怠惰で、人を信じ、そして愚かである」という事実がなければ、このようなことは不可能であっただろうとも書いている。

 

「笑いたいところだが、何よりも気になるのは…」 と、この人は付け加えた。

「全員のファイルを危険にさらすこと。それが目的だ」と、世界を支配しつつある拡大し続けるモノのインターネット(IoT)について、別の人が書いている。