先週のシュヴェリン、マグデブルク、ライプツィヒでの反政府デモの様子。
【フリーウエストメディア】2022年9月28日
ドイツ中部では9月26日(月曜日)、数千人の人々が物価高や政府のロシア政策、エネルギー政策に反対するデモを再び行った。
警察によると、メクレンブルク-西ポメラニア州では、11,000人以上のデモ参加者が約20カ所に集まり、そのうちシュヴェリンだけで約4,500人が参加したとのこと。
ブランデンブルク州でも、多数の人々が街頭に立った。
正確な人数は明らかにされていないが、1週間前にはすでに7,500人以上のデモ隊が集まっていた。
警察の状況センターからの予備情報によると、ザクセン=アンハルト州では約3,000人のデモ隊が移動していた。
また、テューリンゲン州でも数千人が街頭に立っている。
ザクセン州の具体的な数字は当初明らかにされていなかったが、警察によると、午後6時半のデモ開始時点でライプツィヒだけでも約1,000人のデモ隊がいたという。
デモの焦点のひとつは、ザクセン州の小さな町ピルナであった。
シュヴェリンでは、スピーカーが対ロシア制裁の解除とパイプライン「ノルドストリーム2」の稼働などを要求した。
また、ウクライナへの武器供与の中止やロシアとの交渉も要求された。
しかし、最も拍手が大きかったのは、ハーベック経済大臣(緑の党)の辞任要求であった。
ノイブランデンブルクではエネルギー価格の上限が要求され、デモ参加者は武器供与の全面中止も要求した。
前週に比べ、ドイツ国旗が多く見受けられた。
約670人が市内をデモ行進した。ヴィスマールとパルヒムでも1,000人以上の参加者を数えた。