フェイクミート製品への関心が広まる中で株価が暴落したフェイクフード企業「ビヨンド・ミート」は、ゲームオーバーになったようだ。

Image: The rise and fall of Beyond Meat

 

【Natural News】2022年9月23日

https://www.naturalnews.com/2022-09-23-rise-fall-beyond-meat.html

 

 

2019年に上場した後、ビル・ゲイツが投資したこの会社は、一気にポップになり、その後、順調に下落した。

 

当時のビヨンド・ミートの株価は234ドルの高値に達した。

 

本稿執筆時点で、ビヨンド・ミート株は1株15.90ドルで取引されている。

 

何がいけなかったのか? ひとつには、大多数の人間が、動物からとった本物の肉を渇望しているということだ。

 

化学物質や遺伝子組み換え作物、その他の疑わしい成分を含む、実験室で作られた醜悪な肉には興味がないのだ。

 

第二に、ビヨンド・ミートは、本物の肉に代わる「気候にやさしい」食品を開発したという名声は、世界が気候変動詐欺に目覚めた今、ほとんど意味をなさないということである。

 

 

ウォールストリート・ジャーナル』(WSJ)の記事を引用すれば、ビヨンド・ミートは、その栄華と凋落を記録した「希望なき企業」なのだ。

 

「ビヨンド・ミートには新規公開資金が殺到し、その製品はレストランや食料品店の棚に並ぶようになった」とアンドリュー・バウチャーは書いている。

 

ビヨンド・ミートのハンバーガー、朝食用ソーセージ、ブラット、イタリアン・ソーセージ、そして「ビーフ・クランブル」と呼ばれるものがウォルマートで売られているのです」。

 

ビヨンドミートのジャーキーは、本物のビーフジャーキーやコーンナッツ、豚肉の皮の隣に、コンビニエンスストアで姿を現すようにさえなったのだ。

 

マクドナルドは、マクプラントを導入した。

 

多くの投資家、チアリーダー、金融アナリストが、明らかにわざわざ尋ねなかった質問:誰がこれを食べるのだろうか?

 


■■ 厄介払い、ビヨンド・ミート

 

このような不気味な実験室で作られた製品を好む人は、社会のごく一部にしか存在しないが、大多数の人は、動物から採取した本物の肉を好んでいる。

 

化学物質のドロドロをステーキや手羽先の形に着飾ったところで、ビヨンド・ミートが製造するような製品が受け入れられることはないだろう。

 

そのことを、同社は今、痛感している。

 

ベジタリアンでも、焦げた牛肉の味を思い出すようなものを食べたいと思う人がどれだけいるだろうか」。

と、ブッチャーは付け加える。

 

「推測ですが、ベジタリアンを自認する人がマクドナルドの列に並んだら、おそらく普通のものを注文するでしょう」。

 

ビヨンド・ミート・サーガにおけるもう一つの奇妙な展開は、同社の最高執行責任者(COO)であるダグ・ラムジーが最近逮捕されたことである。

 

ラムゼイは、アーカンソー州フットボールの試合後、男の鼻を噛んだと言われている。

 

レイザーバック・スタジアムでアーカンソー州ミズーリ州を倒すのを見たばかりのラムジーが、駐車場で対立したのだ。

 

「警察によると、スバルの運転手が(ラムジーの)ブロンコに向かって『道を切り開き』、助手席のタイヤに接触した」と、TMZは報じている。

 

「それがラムゼイが暴れるきっかけとなり、ムチから飛び出し、スバルの後部フロントガラスを打ち抜いたと言われています」。

 

スバルの持ち主も同様に車から降り、ラムゼイを殴り始めたと言われています。

 

警察の報告書によると、ラムゼイはこれに対して「オーナーの鼻に噛みつき、鼻の先から肉を引き剥がした」そうです。

 

ラムゼイの顔写真はTMZでご確認ください。

 

スバルの運転手は、ラムジーが自分を殺すと脅したとも言っており、その後ラムジーはテロ脅迫と第三級暴行罪の容疑で逮捕された。

 

ビヨンド・ミートの最後の釘は、キム・カーダシアンを会社の公式広報担当として採用したことだろう。

 

ビヨンド・ミートにとって、最近の状況はあまりよくはないようだ。