スペイン政府、裁判所の判決にもかかわらず、ワクチン契約の開示を拒否

     

     パルマ市庁舎 ウィキペディア

【フリーウエストメディア】2022年9月18日

https://freewestmedia.com/2022/09/18/spanish-government-refuses-to-disclose-vaccine-contracts-despite-court-ruling/

 

 

2022年7月28日、バレアリック諸島高等裁判所行政裁判所は、リベラルム協会による請求を認め、スペイン保健省と製薬機関AEMPSに対し、製薬会社ファイザー/バイオNTech、モデルナ、アストラゼネカヤンセンとのワクチン契約を開示するよう命じた。


国内の人権団体リベラルム協会は、Covidパスポートに対する訴訟の一環としてこの証拠を要求していたが、保健省と医薬品庁の両方が、定められた期限までにこの裁判所命令に従うことを拒否している。

 

リベラルム協会は9月6日にこのことを発表した。

 

政府の正当な契約理由は、調整委員会が作成したものであり、製薬会社との「欧州委員会が締結した契約前契約」の一部であるため、機密事項であるとした。

 

さらに、データの公開はワクチン市場に害を及ぼす可能性がある。

 

アソシアシオン・リベルムの広報担当者ルイス・マリア・パルドは、インタビューの中でこう述べている。

「これらの文書を押収するために、民警が保健省に入ることを想像できますか?」

 

というのも、最高裁の判決は法的拘束力があるため、まさにこれが今起こらなければならないことだからだ、と彼は言う。

 

これに加え、政府がこの命令に対して上訴していなかったという事実がある。

厚生省とAEMPSは、司法当局に原本を渡す義務がある。

 

このことについて何の議論もなかった、とパルドは強調した。

 

だからこそ、彼の組織はバレアレス諸島最高裁判所に対し、この判決を実行するよう再度要求しているのだ。

同弁護士は、この要求が一刻も早く認められることを望んでいる。

 

さらにパルド弁護士は、保健省と医薬品庁の責任者が「裁判所の判決を無視したため」起訴される可能性があると指摘した。

 

その場合、国家治安部隊が出動し、ガーディア・シビルが保健省を襲撃して文書を押収しなければならないだろう。