ドイツのトップ政治家によるノルトストリーム2への提言

ドイツ連邦議会副議長、ロシアからのガスパイプラインを認証し、冬の燃料を確保すべきと主張

 

写真. ©Jakub Porzycki / NurPhoto via Getty Images

 

【RT】2022年8月18日

https://www.rt.com/news/561136-germany-certification-nord-stream/

 

 

ドイツはガスパイプラインNord Stream 2を認証し、これからの寒い季節を乗り切るのに十分な燃料をロシアから得るために利用すべきだと、ドイツ連邦議会の副議長であるヴォルフガング・クビッキ氏は述べた。

 

 

ドイツ自由民主党(FDP)の政治家は、8月12日(金曜日)に発表されたインタビューにおいて、「冬に向けてガスの貯蔵量を増やすために、できるだけ早く」この行動を起こさなければならないと語った。同党はドイツの連立与党の一角を占めている。

 

 

ベルリンは、ウクライナ危機の中でモスクワに圧力をかけるため、ロシアの天然ガスの完全なルートの認定を一時停止した。

 

 

ドイツ政府は、ドイツがガス不足に直面しているにもかかわらず、いかなる状況下でもこのルートを使用すべきではないと述べた。

 

 

ロシアのガス大手ガスプロムは、反ロシア制裁による技術的な問題を理由に、旧ルートのノルドストリーム1による供給を減らした。

 

 

ベルリンでは、この動きは政治的な動機によるものだとしている。ガスプロムはまた、ヨーロッパの顧客に供給するためにウクライナを通過するルートを使用することができず、事業者が容量に対する入札を拒否していると報告した。

 


クビッキ氏は、ドイツはロシアからガスを得て家庭を暖め、産業を動かしているのだから、どのパイプラインを使うかは関係ない、と主張した。

 

 

「ガス貯蔵タンクが満杯になれば、ノルドストリーム2を再び閉じることができる。

 

他のパイプラインも同様だ。

 

また、ロシアのプーチン大統領がノルドストリーム2の認定を政治的な得点に利用するのではないかという議論も否定した。

 

 

プーチン大統領にとって最大の宣伝効果は、私たちから大金を得ている間にガスが枯渇してしまうことだろう。これを防がなければならない」と同政治家は述べた。