北京のCOVID医療専制政治から逃れた香港の人口減少

Image: Hong Kong population shrinks as people flee Beijing’s COVID medical tyranny


【Natural News】2022年8月14日  by: ラモン・トーミー

https://www.naturalnews.com/2022-08-14-hong-kong-population-shrinks-people-flee-medical-tyranny.html

 

 

香港の人口が記録的に減少したが、これは主に武漢コロナウイルス(COVID-19)の強制的なプロトコルから逃れるために島を離れる人々によって拍車がかかった。

 

 

香港国勢調査統計局が発表したデータによると、6月30日に終了した1年間に香港特別行政区では12万1500人の人口が減少した。これは人口が1.6%減少したことに相当し、香港の総人口は約729万人となった。

 

 

8月11日に発表されたデータは、3年連続の人口減少であり、少なくとも60年ぶりの大きな減少であった。

 

 

政府の広報担当者は、同局のデータについて次のようにコメントした。

 

 

パンデミックとそれに関連する検疫要件が、人材流入、特に短期雇用ビザ(または入国許可)を持つ人材に影響を与えただろうと考えられている。この問題は、検疫や社会的距離を置く措置が(緩和されれば)解決する可能性がある」と広報担当者は述べている。

 

 

「COVID-19の影響が続く中、香港、本土(中国)、その他世界各地で厳しい国境管理と検疫措置が実施され、国境を越えた旅行が著しく中断されている」と述べた。

 

 

広報担当者は、パンデミック発生前に香港を離れた住民は、「一時的に他の場所に居住することを選択したか、香港に戻ることができなかった可能性がある」と付け加えた。

 

 

香港は戦後、毛沢東中国共産党(CCP)が勝利した1949年の中国内戦後、大陸からの大量移住の波の中で人口が急増した。1961年以降、数回の減少が見られただけだった。

 

 


2000年代初頭の重症急性呼吸器症候群の発生と先の治安維持法に対する抗議行動で、香港の人口は0.2%減少した。

 

 

しかし、中国共産党が北京のゼロCOVID政策に沿った厳しい健康対策を実施したため、同市の人口はさらに減少した。

 

 

 

■■ 国家安全保障法も人口減少の要因に

 

 

香港の人口が減少したもう一つの要因は、中国が制定した国家安全保障法である。

 

この法律、正式名称は「香港特別行政区における国家安全保障に関する中華人民共和国法」で、2020年6月に北京の意向で成立した。

 

 

この国家安全保障法は、数カ月にわたる市民の不安と民主化反対運動の中で発効された。

 

 

香港政府によると、この法律は香港の安定を取り戻すことを目的としている。

しかし、この法律は警察に新たな権限を与え、破壊活動、分離独立、外国勢力との共謀、テロ行為を犯罪化するという名目で、反対意見を標的にしただけである。

 

 

法執行当局によると、2022年半ばまでに200人近くが国家安全保障を危うくした疑いで逮捕されたという。

 

 

香港自由時報によると、これは3.7日に1人、法律違反で身柄を拘束されたことに相当する。

 

 

香港警察の国家安全局は2021年1月に57人を逮捕したが、これはこの法律が施行されて以来最も多い数だった。

このうち、55人は2020年7月に行われた野党代表選挙に参加した民主派候補者であった。

 

 

逮捕された55人の民主派候補者のうち、47人が起訴され、34人が裁判待ちの身柄を拘束された。

 

 

6月と7月は、天安門事件記念日と毎年恒例の7月1日の行進と重なったため、国家安全保障上の逮捕が急増した。

 

 

香港の法執行機関が国家安全保障を脅かしたとして誰も逮捕しなかった月は3つしかなかった。2020年10月、2021年10月、2022年1月である。

 

 

この専制的な国家安全保障法は、その曖昧さ、広範な範囲、反対意見の標的になることから、世界中で批判を巻き起こした。

 

 

また、米国が香港と中国本土の複数の当局者に制裁を科したのも、この法律がきっかけだった。