2022年8月1日、チリ・コピアポのティエラ・アマリャ町に近い鉱区で陥没穴が露出している。(Johan Godoy/Reuters)
【アメリカロイター】 2022年8月3日
https://www.ntd.com/chilean-authorities-investigate-mysterious-large-sinkhole-near-copper-mine_818204.html
サンティアゴ-チリ当局は8月1日(月曜日)、同国北部の鉱山地帯で週末に出現した直径約25メートル(82フィート)の謎の陥没穴の調査を開始した。
チリのメディアは、首都サンチアゴの北約665キロにあるカナダのルンディン・マイニング社の銅鉱山で発生した陥没穴の航空写真を公開した。
国家地質鉱業局(Sernageomin)は7月30日(土曜日)に陥没穴を認識し、その地域に専門家を派遣したと、同局の局長であるデビッド・モンテネグロ氏は声明の中で述べている。
「底まで約200メートルと、かなりの距離がある」とモンテネグロ氏は言う。
「底に物質は検出されなかったが、大量の水の存在が確認された」。
セルナゲイミンは、陥没穴の近くに位置するアルカパローザ鉱山の入り口から作業現場までのエリアの閉鎖を報告した。
ルンディン・マイニング社は8月1日(月曜日)午後に発表した声明の中で、陥没穴は労働者や地域住民に影響を与えていないと述べている。
「最も近い家屋は600メートル以上離れており、人口密集地や公共サービスは被災地からほぼ1キロメートル離れている」と声明には書かれている。
ルンディン・マイニング社はこの鉱区の80パーセントを所有し、残りは日本の住友商事が所有している。