ブラジルのボルソナロ大統領は、ウクライナ紛争を終わらせるための計画があると述べた。

南米最大の国の大統領が、東欧の紛争を終わらせるための解決策を持っていると主張した。

 

6月ブラジリアで開催されたイベントで演説するブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領。© Getty Images / Andressa Anholete

 

 

【RT】2022年7月14日

https://www.rt.com/news/559018-bolsonaro-offers-ukraine-peace-plan/

 

 

ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領は、ロシアとウクライナの紛争を終わらせる方法を考え出したと述べたが、来週ウクライナの指導者ヴォロディミル・ゼレンスキーに投げかけるまで、誰にもそのプランを教えないつもりだという。

 

 

 

ボルソナロは7月14日(木曜日)に記者団に、「私は自分の意見、私が考えていることを彼に話す。この解決策は、私はそれが解決される方法を知っているが、私は誰にも言わないだろう」。

 

 

ブラジルの指導者は、7月11日(月曜日)にゼレンスキーと電話で話す予定である。

 

「この戦争は、ブラジルというより、ヨーロッパに大きな混乱を引き起こしている」とボルソナロは語った。

 

 

彼は提案する和平案の詳細については言及を避けたが、この紛争は「1982年にアルゼンチンがイギリスとの戦争を終わらせたように」解決できるだろうと述べた。

 

 

アルゼンチンは1982年4月、英国が支配するフォークランド諸島に侵攻し、英国は大規模な海軍機動部隊を派遣した。アルゼンチン軍は劣勢となり、1982年6月にブエノスアイレスが降伏した。

 


ボルソナロは2月、ロシアがウクライナに攻勢をかける数日前に予定していたモスクワ訪問を決行し、バイデン米大統領をはじめとする批判者たちの反感を買った。

 

 

彼は紛争に対して中立的な立場をとり、国際的な制裁を通じてモスクワを孤立させ、機能不全に陥れようとする米国主導の試みに加わることを断念した。

 

 

先週、ブラジルはロシアから肥料の安定供給を確保したばかりだ。

 

 

また、ボルソナロ氏は、自国が低コストのロシア製ディーゼル貨物を購入する可能性があると述べた。