【ハンガリー】オルバン首相、新国境警察部隊を発表 - （フィリピン中部の）ボホール島に住んでいます

ブダペストで講演するラースロー・トロツカイ氏（2021年）。ウィキペディア

【フリーウエストメディア】2022年7月3日

ハンガリーは現在、南国境で再び大規模な移民の圧力に直面しており、国境警備を再編成している。

軍と警察から解放され、新たな当局が設立される予定だ。

ハンガリーのオルバン大統領はこのたび、9月までに警察内に国境警備を独占的に担当する全く新しい当局を設置するよう指示を出したことを国会で明らかにした。

右派政党ミ・ハザンクの派閥リーダー、ラズロ・トロツカイ氏の演説に対する答弁で、オルバン氏は「警察内に新しい組織を設けるが、警察官でも兵士でもなく、国境警備だけを扱う」と言及した。

2022年の議会選挙では、ヨッビクの反体制派であるミ・ハザンク［わが祖国運動］が、2009年に禁止されたヨッビクの準軍事組織マジャール・ガルダと同様の制服組の自衛団である国民軍を運営している。

ハンガリー兵が隣国での戦争中の訓練ではなく、国境警備に使われているのは納得がいかないとオルバン氏は主張し、国境で勤務する警察官も解放するべきだと付け加えた。

「彼らはお金がないだけでなく、重荷を背負っているのだ」とオルバン元首は語った。

ハンガリーの独立した国境警察は、2007年に廃止された。それ以来、警察がこの任務を担っている。