BRICS諸国が核軍縮を要求「核兵器のない世界」を目指すと表明

第14回BRICS首脳会議に参加するロシアのプーチン大統領

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BRICSの加盟国は、6月23日(木曜日)に採択された共同宣言で「核兵器のない世界」を呼びかけた。

 

 

「我々は、核兵器のない世界へのコミットメントを再確認し、核軍縮への強いコミットメントと2022年の軍縮会議の会期中のこのテーマに関する作業への支持を強調する」と宣言は読み込まれている。

 

 

また、国連安全保障理事会常任理事国(P5)である中国、フランス、ロシア、英国、米国が「核戦争には勝てず、決して戦ってはならない」と断言した共同声明も称賛している。

 

主要な核保有国は今年初め、珍しく結束を見せることに成功した。

 

それとは別に、BRICSの決議は、「朝鮮半島の完全な非核化を含む、朝鮮半島に関わるすべての問題を解決するための二国間および多国間形式の交渉」に対する支援を呼びかけた。

 

また、「イランの核問題を平和的・外交的手段で解決する」よう促した。

 

 

BRICS(ブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ)は、第14回首脳会議を開催し、中国が議長国を務めている。

 

BRICSの首脳は6月23日(木曜日)にビデオ回線を通じて会談を行った。