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危機的状況に陥った際、スイスへの輸入がすべてストップした場合でも、スイス国民は十分な食料を確保することができる。
【フリーウエストメディア】2022年6月21日
https://freewestmedia.com/2022/06/21/would-the-swiss-starve-if-all-imports-were-blocked/
ベルン
アグロスコープが連邦国民経済供給庁のために最近発表した計算によると、国民は1日平均3015キロカロリーの摂取量に対し、1日2340キロカロリーで乗り切らなければならなくなる。
これでも、スイス栄養学会の推奨する摂取量の大半を上回っている。
自給自足は、別名 "オーターキー"とも呼ばれ、人々は食生活を改善しなければならない。
豚肉や鶏肉はもちろん、卵も食卓に上ることはないだろう。
砂糖や食用油の使用も減らさなければならない。ビールとワインは「基本的にタブーになる」とアグロスコープ社は言っている。
その代わり、棚にはジャガイモや焼き菓子、地元の野菜が並ぶだろう。
牛乳は、チーズに使われるよりも新鮮なものが消費されるようになり、利用可能なすべての牧草地が牛乳を生産するために使われるようになる。
家畜の生息数も大きく変わるだろう、と研究者は言う。
農家は濃厚飼料を食べる動物よりも粗飼料を食べる動物を飼う傾向が強くなるだろう。その結果、肥育豚や肥育鶏の数は約90%減少する。
野菜を飼料用に精製するよりも、直接エネルギーとして利用する方が効率的だからだ。
この計算では、養鶏用のふ化卵や肥料、農薬はまだ当局が輸入できるとしている。