公式最終結果(暫定)によると、昨日の議会選挙でエマニュエル・マクロンのアンサンブル(共に)党(旧la Republique en marche)が25,75%の得票率を獲得した。
【フリーウエストメディア】2022年6月13日
https://freewestmedia.com/2022/06/13/huge-blow-as-macron-struggles-to-keep-majority/
パリ
左派のジャン・リュック・メランションが急遽結成した左派、共産主義者、緑の党、社会党の同盟は25,66パーセントで実質的に同数。
マリーヌ・ルペンのRassemblement Nationalは18,7%であった。
投票率は歴史的な低水準に達し、52,5%のフランス人が投票に参加しなかったという。
先にメランションは、彼のNupes同盟がリードしていると発表した。
「第1回投票が終わった時点での真実は、大統領派が打ち負かされ、敗北したということだ」。
彼は有権者に対し、次の6月19日(日曜日)に「マクロン氏多数派の悲惨な政策を決定的に拒否するために」力強く投票するよう呼びかけた。
フランス国民議会の構成は、これから決選投票で決まる。
6月19日(日曜日)、マクロン氏とメランション氏の同盟の差は、有権者総数4870万人のうち、わずか2万1442票であった。
フランスの特殊な選挙法により、マクロンの「再生」は、絶対多数ではないにせよ、明確な多数を獲得する可能性がある。
■■ ルペンは自身の議員連盟に期待
なぜなら、最大政党に有利なフランスの多数決制度の下では、上位2名だけが決選投票に進出するからだ。
勝者には国民議会で割り当てられる議席が与えられる。
選出される下院議員は全部で577名。絶対多数派は289人である。
左派4党は今回、力を合わせることによって、その可能性を大きく高めた。
選挙研究者は、マクロン党の議席を255から295と予測している。
左派連合は150〜210議席になる可能性がある。マリーヌ・ルペンの国民革命(Rassemblement National: RN)は、10〜30議席の可能性がある。
マリーヌ・ルペンは、自身の議員連盟の結成を希望している。その場合、15人の議員が必要となる。ルペンは、エナン=ボーモンの選挙区で決選投票に臨みます。
これまでの選挙では、敗れた政党がRN候補と同盟を結び、それを支持した。
今年の決選投票でもこのようなことが起こると予想される。
何十年もの間、このため右派政党が選挙結果に従って議会に代表されることは困難であった。
右派政党の議員数はごく少数にとどまっている。前回の立法期間では6人であり、これは約1%に相当する。