【NOQ】by: マック・スラヴォ 2022年6月13日
https://noqreport.com/2022/06/13/hemorrhagic-fever-continues-to-spread-in-iraq/
■■ 出血熱 イラク
イラクでクリミア・コンゴ出血熱(CCHF)の発生が拡大し続けている。
イラク保健省は6月11日(土曜日)、今年に入ってからの出血熱の患者数が162人に達し、うち27人が死亡したと発表した。
CCHFはマダニを媒介とするウイルス性疾患で、感染した家畜を経由して人間に感染したものである。
感染者の大半は、この病気の中間媒介者である牛、羊、山羊、水牛が飼育されている貧しい農村地帯である同国南部のディカール州(61例)で記録された。
支配階級は、風邪やCOVID-19よりもはるかに重症で致命的なこの病気の発生を制御するのに苦労していると主張し続けている。
この病気はひどい出血を引き起こし、アフリカ、アジア、中東、バルカン半島で流行している、この病気の致死率は10〜40%であるとWHOは述べている。
■■ 猿痘も風土病だった頃をみんな覚えているのだろうか
米国の支配者は、患者が倍増したため、猿痘ワクチンをさらに購入した。
このような事態を招いたのは、畜産業が盛んな南部のディカール州である。
保健省は、家畜農家と食肉処理場の労働者がこの病気の影響を最も受けると述べている。
そのため、肉屋や食肉産業に携わる他の企業は、支配者層の消毒キャンペーンに従わない場合、閉鎖させられているのだ。
支配者層は消毒キャンペーンを実施し、衛生プロトコルに従わない屠殺場は取り締まっている。また、いくつかの州では国境を越えた家畜の移動が禁止されている。
問題は、感染に感染動物との体液の接触が必要な場合、消毒キャンペーンにどんな意味があるのか、ということだ。
家畜を屠殺する前に、どうやって血液を事前に消毒できるのだろうか?
おそらく、ゴム手袋や顔面シールドなど、動物からの体液が目、鼻、口に入るのを防ぐ、より良いバリアが使われるべきなのだろう。
これはよく見ておくことだ。
もし、これが中東以外に広がれば、出血熱は西洋の人口に壊滅的な打撃を与えるだろう。
特に、多くの人がCOVID-19/ mRNA注射のおかげで免疫システムが破壊されていることを考えると……。