【米】エリートグローバリストは「ゴールデン・パスポート」を使って国外に脱出し、残りの人々は社会的崩壊に直面することになる

   Golden Passports

 

【NOQ】by:マイケル・スナイダー 2022年5月8日

https://noqreport.com/2022/05/08/the-elite-will-use-their-golden-passports-to-flee-the-country-and-leave-the-rest-of-us-to-face-nuclear-war/

 

■■ ゴールデン・パスポート

超富裕層はただここに座っていて、他の人たちと一緒に吹き飛ばされると思っていただろうか? あなたと同じように、彼らも事態がどこに向かっているのかを察知しており、その多くが緊急時対応策を熱心に練っていた。

 

最終的に事態が悪化する前に、彼らの多くはプライベートジェットに飛び乗って、地球の反対側の裕福な飛び地にある準備万端の屋敷に飛んでいくだろう。 言うまでもなく、大多数のアメリカ人にはそのような選択肢はない。

 

十分な資金があれば、文字通り他国の居住権を購入することができる。 不公平な話だが、これが世の中の仕組みなのだ。 十分な資金があれば、「ゴールデン・パスポート」を購入できる国が10数カ国ある。

 

十数カ国がいわゆる「ゴールデン・パスポート」やビザを提供し、裕福な外国人がその国に投資するのと引き換えに市民権や居住権を得ることを可能にしている。フォーブスによると、最も高額なプログラムは、マルタの110万ドルからオーストリアの950万ドルまであるそうだ。

 

こういうのは、普通の億万長者には無理な話だ。 Insiderの取材に応じたあるCEOによると、「ゴールデン・パスポート」のマーケットにいるのは、たいてい純資産が少なくとも5000万ドル以上あるという。

 

Dasein Advisors社のCEOであるリアル・ジャフリ氏は、過去20年間の合計よりも、この3年間の方がアメリカ人からの問い合わせが多かったという。彼によると、彼のアメリカの顧客は、テック、不動産、暗号などの分野で働いていることが多く、5000万ドルから200億ドルの価値があるという。

 

■■ どの「ゴールデンパスポート」が一番人気か、わかりますか?

個人的には、実はポルトガルがトップを走っていると知って、かなり唖然としたのだが...。Insiderが取材した企業のうち2社は、ポルトガルの5年間の滞在許可証(EUの26カ国にビザなしで渡航できる)が、アメリカの投資家の間で最も需要の高いプログラムであると述べている。

 

ポルトガルの「ゴールデン・ビザ」は、最低20万ドル強の投資と、ポルトガルでの年平均7日間の滞在を要求している。許可証の期限が切れると、居住者はその後フルタイムの市民権を申請することができ、これにはさらに3年かかる。

 

美しい気候、ビーチ、そして移住してくる富裕層のために、ポルトガルは「新しいカリフォルニア」と呼ばれているようだ。

何千万人ものアメリカ人がこの先ロシアとの戦争に直面する一方で、超富裕層のエリートたちの多くはリスボンで太陽を楽しむことになるわけだ。

 

週末、ロシアは再び赤の広場に「ドゥームズデイ・プレーン」を飛ばし、我々にメッセージを送ってきた...。

ロシアの隣国への侵攻を命じて以来、西側諸国からの深い孤立に直面しているプーチンは、軍隊、戦車、ロケット、大陸間弾道ミサイルのパレードの前に赤の広場で演説を行う予定だ。

 

国防省によると、聖ワシリー大聖堂の上空を飛ぶのは、超音速戦闘機、Tu-160戦略爆撃機、そして2010年以来初めて、核戦争の際にロシアの上層部を運ぶ「終末」司令機IL-80であるとのことだ。

 

そしてこのパレードで、ウラジーミル・プーチンは集まった群衆に「勝利は我々のものになる」と語った。「今日、我々の兵士たちは、彼らの祖先と同じように、ナチスの汚物から祖国を解放するために、1945年と同様に、勝利は我々のものになるという確信を持って、共に戦っている」と、2月にウクライナにロシア軍を派遣したプーチンは言った。

 

「今日、さまざまな国の人々に多くの苦しみを与えたナチズムの再来を防ぐことは、私たちの共通の義務です」プーチン氏は述べた。そして、「新しい世代が、彼らの父や祖父の記憶にふさわしいものになることを望む」と付け加えた。

しかし、プーチンはどのような勝利を指していたのだろうか。

ウクライナでの勝利なのか、それとももっと広い意味での勝利なのか。

ここ数週間、ロシア国内では、ウクライナでの紛争は実は米国や他のNATO列強との代理戦争であるとの見方が強まっている。


そして、ロシア政府高官の発言も、この現実をますます反映しつつある。 例えば、ドミトリー・ロゴジンは「NATOは我々に対して戦争を仕掛けている」と公言したばかりだ。

 

なんと不吉なことを言うのだろう。

もちろん、現時点で米国をはじめとするNATOの大国が戦争のための資金の大半と装備の大半を提供していることは事実である。

そして、米軍が提供する絶え間ない情報によって、ウクライナ人は非常に目立つターゲットを攻撃することができるようになった。