【Natural News】2022年5月3日 BY:イーサン・ハフ
https://www.naturalnews.com/2022-05-03-price-diesel-all-time-high-food-transport.html#
5月2日（月曜日）、1ガロン（約3.8リッター）のディーゼル燃料の平均価格が5.321ドルと過去最高を記録し、これはやがてサプライチェーンに波及していくだろう。
ご存知の通り、食品やその他の物資を倉庫から小売店まで配達するトラックは、ディーゼルを必要とする。そして、それが高くなればなるほど、食事や生活に必要なコストも高くなる。
AAAが発表したデータによると、ディーゼルの平均価格が1ガロン3.086ドルだった1年前と比べ、現在の価格は約72％高くなっている。
「食料品店での買い物は、ディーゼルのせいで高くなる」と、GasBuddy社の石油アナリスト、パトリック・デハーン氏は警告する。
「クルーズに乗れば、もっと高くなる。飛行機に乗るのも高くなる。燃料を入れるのも高くなる」。
Freight Alleyのクレイグ・フラーによると、6.5MPG程度で月に7000マイルを走る平均的なオーナー・オペレーターは、2022年の初めから燃料代が月に約1800ドルも跳ね上がったそうだ。
これは大規模な増加であり、そのコストは最終的に消費者に転嫁されることになる。
「この状況がすぐに劇的に改善されるとは本当に思えません」とデハーンは言います。
「ディーゼルやジェット燃料の供給を適切な水準に戻すには、時間と精製能力の増強が必要なのは確かだ」。
中央銀行の縁故主義による失敗した経済政策が、アメリカ（と世界）を破壊している。
トラック運転手にとって、積載量に見合った支払額の増加を受けていれば、これほど悲惨な状況にはならないだろう。残念ながら、そうなっていないのだ。
Maitland Truckingのトラック運転手、マイケル・ アグボワール氏は、「価格は高騰しているのに、まだ積荷の値段が上がらない」と嘆く。
「これ以上高くなり、積荷の値段が上がらなければ、もうやめるしかないのかもしれません」
フォークナートラッキングの社長でカリフォルニアトラック協会の2022年会長であるロン・フォークナー氏は、Fresno Beeに掲載された論説で、現在の状況が 「消費者の物価上昇とトラック運転手の経済的苦痛」を生み出していると書いている。
「独立系トラック運転手や小規模なトラック運送会社は、この危機によって特に傷ついている。これらの企業は、燃料コストの上昇を必ずしも補償できない市場で事業を展開しています」とフォークナーは付け加えた。
「国内のトラック運送会社の95％以上が20台以下のトラックを運行しているため、小規模な運送会社に対する影響は特に懸念されます。これらの企業は業界の基幹であり、コントロール不能なコストを維持するのに苦労しているのです」。
ウクライナの状況は確かに問題を解決していませんが、フォークナーは、この問題は 「ここ国内の政策」の結果でもあると強調している。
「トラック運転手が運転する余裕がなければ、モノは動かない」とフォークナーは警鐘を鳴らす。
暴走するインフレは、100年以上前にさかのぼる連邦準備制度の腐敗した金融政策の産物であることがわかった。
サプライチェーンの問題は、政府のCovid-19圧政の産物であり、それは今もなお続いている。共産主義の中国の場合は、ファウチ風邪の新たな「波」と戦うという口実で、今も続いている。
このすべては、世界経済を破壊するプランデミック2.0の一部として計画されたものであり、私たちは今、毎日リアルタイムでその発生を目にしている。
「誰かが何かをしなければならない」と、過去20年間アーカンソー州で丸太を輸送してきたトラック運転手のジミー・クアレルスは言う。「このままではいけない」と。
