【ハンガリー】ナショナリストのオルバン首相がゼレンスキーとソロスを「反対者」として名指しで批判

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2022年4月3日、ブダペストで行われた議会総選挙で投開票後、メディアと話すハンガリーのヴィクトール・オルバン首相 © Janos Kummer / Getty Images

 

【RT】2022年4月3日

https://www.rt.com/news/553246-orban-soros-zelensky-opponents/

 

4月3日(日曜日)の選挙で4期目の首相を獲得したばかりのハンガリーナショナリスト、ヴィクトル・オルバン氏は、国内の左翼勢力や、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領、億万長者の政治活動家ジョージ・ソロス氏など世界中の「反対派」からの妨害に直面しながらも、自党の勝利に貢献したと述べた。

 

オルバン氏は4月3日(日曜)の夜、支持者に対し、EU首脳との衝突を示唆しながら、「われわれはこのような勝利を収めた。我々は、膨大な反対勢力と戦わなければならなかったので、この勝利は人生の終わりまで忘れないだろう」。

 

その中には、ハンガリー国内の野党だけでなく、「ブリュッセルの官僚、ソロス帝国(その資金すべて)、国際主流メディア、そして最後にはウクライナの大統領さえも含まれていた」と彼は語った。これほど多くの反対勢力が同時に存在したことはなかった」と述べた。

 

オルバン率いるフィデス連合は、4月3日(日曜日)の選挙で6党の野党ブロックを粉砕し、90%以上の票を集計した結果、憲法上の超多数を占めるに足る議席を確保すると予測されている。

 

オルバン氏は「我々のキリスト教民主主義保守主義愛国主義の政治が勝利したことは全世界が認めるところである」と宣言している。

 

選挙前、オルバン氏は、モスクワのウクライナ攻撃に関してロシアのプーチン大統領に対してより強い態度を取るよう圧力に抵抗したため、反対派や西側メディアから「親プーチン」であると評された。

 

選挙前夜、ゼレンスキーはロシアの軍事攻勢に対する防衛の時間を割いて、オルバンがプーチンを非難せず、キエフの戦力を援助しなかったことに不満を述べた。

「彼は事実上、ヨーロッパで唯一、プーチン氏を公然と支持している」とゼレンスキー氏は主張した。

 

オルバン氏は、ウクライナに武器を送ると自国がロシアの報復の標的になると言って、ハンガリーを紛争に巻き込まないようにしている。

また、ロシアの石油や天然ガスを制裁するよう求める圧力にも抵抗している。ハンガリーには燃料を確保するための代替供給国がないのだ。