ロシア通貨は金融危機以前の水準に近い水準で取引されている
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【RT】2022年3月29日
https://www.rt.com/business/552912-ruble-shrugs-off-western-sanctions/
ロシアとウクライナの交渉担当者間の和平交渉に進展が見られる中、ロシアの通貨は3月29日（火曜日）の取引中に1カ月以上高い水準まで上昇し、10％以上急騰した。迫り来るルーブルのガス代支払い期限も、通貨を持ち上げている。
ルーブルは対米ドルで83ドルを下回り、ここ1カ月で最も強い値を示した。また、欧州の共通通貨に対しても上昇し、1ユーロあたり約93ルーブルで取引された。
ロシアの通貨は過去3週間で劇的に上昇し、制裁に対応して中央銀行が採用した金融政策の効率性を反映している。
また、先週、政府が「非友好的」な国々に対して、天然ガスの支払いを今後、ドルやユーロではなくルーブルのみで行うよう要求したことも大きな後押しとなった。米国、英国、EUなどの国々は、3月31日までにロシアのガス代金をルーブルに切り替える必要がある。
ロシア通貨は、西側諸国の制裁の対象となった後、3月7日に対ドル151ルーブルという記録的な安値まで急落した。それ以来、対米ドルで2倍近く値上がりしている。
