ドイツ人、物価高騰で水道水を飲むように指示される

地場産品を購入し、割引に注意することも勧められている
ドイツでは物価が高騰しているため、水道水を飲むように言われている

f:id:pepie17:20220325195354p:plain

© Getty Images / percds

【RT】2022年3月23日

https://www.rt.com/business/552514-tap-water-german-economy/また、季節の食材や

 

ドイツのニュース雑誌『Focus』は、物価が高騰する中、節約のために支出や生活習慣を改めるよう読者にアドバイスしている。

 

同誌によると、ロシアのウクライナでの軍事行動とモスクワへの経済制裁により、サプライチェーンにさらなる問題が生じ、エネルギー価格が高騰しているという。その結果、ドイツのスーパーマーケット・チェーン全体の品揃えと価格に影響を与えている。


例えば、パスタやひまわり油などの基本的な商品の価格は、それぞれ40%、100%高騰している。洗剤、ミネラルウォーター、乳製品、コーヒー、トイレットペーパーなども割高になっている。人気スーパーチェーンのアルディは先週、140品目を値上げしたが、他のスーパーも追随する可能性が高いとFocusは見ている。

 

しかし、同誌は消費者の節約を支援するために、いくつかの対策を打ち出している。まず、読者にはペットボトルの水を買わずに水道水を飲むことを勧めている。同誌は、水道水の味を良くするために、ドイツで浄水器を製造している企業を紹介している。

 

また、旬の野菜や果物は、物流コストが低いため、いつもよりずっと安く購入できるため、買い物客は旬の野菜や果物を買うべきであると述べている。

さらに、人気のあるブランドではなく、地元のブランドや宣伝されていないブランドを選ぶことを勧めている。

 

ほとんどのスーパーマーケットチェーンは、独自の安い商品ラインを持っています。彼らは常に大規模な生産者に支えられているため、製品はほとんど同じかわずかに異なるだけですが、価格は最大で60%も安くなります。

 

最後に同誌は、読者はセールや割引の情報をよく把握し、賞味期限の長い大容量パックの商品を買いだめしておくべきだと述べている。

連邦統計局(Destatis)の発表によると、先月のドイツの消費者物価は、2021年2月に比べて平均で5.5%上昇した。そしてアナリストは、ウクライナ情勢が解決しなければ、事態は悪化する一方だと述べている。

 

ドイツ経済研究所によると、危機そのものに加え、関連する欧米の制裁とモスクワの反制裁によって、今後数カ月でインフレ率が6.1%にも達する可能性があるという。