ロシア外相、「ウクライナの出来事は西側による新しい世界秩序の確立の試みだ」と発言

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【Insider Paper】BY: ブレンダン・テイラー 2022年3月23日

https://insiderpaper.com/russian-fm-says-ukraine-events-an-attempt-by-the-west-to-establish-a-new-world-order/

 

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、MGIMOでの講演で、今世界で起きていることは「ウクライナに限ったことではなく、そうではなく、新しい世界秩序を確立しようとする試み」であると述べた。

 

ロシアメディアが報じたところによると、ラブロフ氏は、「今世界で起きていることは、もちろんウクライナだけのことではなく、またそれほどでもなく、新しい秩序を形成しようとする試みである」と述べた。

 

さらに、西側諸国は「狭いサークルの中で」ルールを書き、それが「究極の真実として伝わり、誰もがそのルールに従うことを要求する」とも述べた。

 

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相によると、ウクライナはロシアを封じ込めるための道具として作られた。

「そして、ロシアのNATO政策の方向性という観点から、ウクライナはロシアの独立を抑圧する道具として選ばれた。このウクライナが効果的な抑止力となるためには、大統領が最近打ち出したように、反ロシアになる必要があり、その意味で、ネオナチズムがそこに植えられ奨励された」と、MGIMOの学生および教師との会合でラブロフ氏は述べた。

 

イズベスチヤ紙が報じたように、ラブロフによれば、西側諸国の最終目標は一極集中世界の復活である。

 

「西側が実行したいルールのひとつが、あらゆる競争相手の封じ込めであることは間違いない。今ここにロシアがあり、次は中国が宣言されている。あるいは、これらすべてが並行して起こるだろう。そして、このルールに基づく世界秩序の目標は、一極世界の完全な復活にほかならない」とラブロフ氏は総括している。