【Inside Paper】TEXT:ミッシェル・ジョーンズ 2022年1月31日
日本の興和は、イベルメクチンがオミクロンと他のCOVID変種に「抗ウイルス効果」を示したと報告しました。
この発見は、アメリカ人がCOVIDを治療するためにイベルメクチンを投与しないようにするCDCの強硬姿勢に反したものです。
ロイター通信によると、日本の商社・製薬会社である興和(KOWA)は、東京の北里大学と提携し、イベルメクチンのオミクロンやその他のCOVID亜種の治療における抗ウイルス効果のテストを行ったと言います。
北里大学は、医学部医学科を運営しています。
COVID治療におけるイベルメクチンの臨床試験は現在進行中です。
興和が報告した試験は、第3相臨床試験です。現在進行中の試験に関するその他の詳細は発表されていません。
COVIDの治療にこの薬剤を使用することは、米国や他の一部の地域で広範な論争を引き起こしました。
■■ イベルメクチンの入手を阻まれたアメリカ人たち
アメリカ疾病予防管理センター(CDC)や米国のいくつかのメディア・ニュースでは、イベルメクチンを動物医療に使用することを捏造し、人間には使うべきではないと言っています。
米国の医療委員会は、COVIDの治療にイベルメクチンを処方した医師の免許を停止または取り消しました。
米国食品医薬品局(FDA)、世界保健機関(WHO)、欧州連合(EU)の医薬品規制機関は、COVIDの治療のためにイベルメクチンを服用しないよう勧告しています。