【RTnews】 2021年10月24日
現行のCovid-19対策に反対する集会で、スイス議会の前に数千人の抗議者が集結しました。(スイス・ベルン)
AFP/Fabrice Coffrini/ Video: Ruptly c AFP
数千人の抗議者がスイスの首都ベルンで集会を開き、ワクチンパスの導入を拒否しました。10月の抗議活動とは異なり、集会は平和的に行われました。
今週10月23日(土曜日)、ベルンに大勢の人々が押し寄せ、政府が採用したCOVID19対策への怒りを表明しました。
9月13日以降、全国の公共の場に入るためにはワクチン接種をしていること、COVID19から回復していること、PCR検査が陰性であることを示すCOVID19証明書が必要とされています。
ソーシャルメディアでは、伝統的な衣装を身にまとい、政治的な意図からスイスの伝統的な価値観を守る平和的コミュニティであると自称する「トライヒラー」の行進の様子が紹介されました。
この抗議行動は地元当局に承認され、平和的に展開されました。同時期にベルンでも小規模な抗議活動が行われました。
地元メディアによると、当局はデモ参加者と治安部隊との間の暴力や衝突を防ぐために、このデモを承認したとのことです。10月初めには、警察が水鉄砲を使って無許可の集会を鎮圧しました。
11月、スイス国民は、政府のパンデミック対応に関する国民投票で、Covid証明書の使用に賛成か反対かを投票する機会があります。6月には60%以上の有権者がCovid対策を支持しました。