礼拝Dayで隣で七面鳥丸焼き

今日は礼拝Day。教会の隣の家では七面鳥(まだ小さい鶏くらいの若鶏)の丸焼きをしていた。礼拝前に皮や羽をむしっているのが見え、礼拝後にはこんがり焼かれていた。すごく小さいので七面鳥に見えない。

焼いているおじさん

こっちでは度々七面鳥を飼育しているのを見る。この、教会の隣の家は鶏や七面鳥、小鳥や犬やらいろいろな動物を飼育して売ったりしている。

あと、今日午後に5月の大統領選でトップを争う現ダバオ市長のドゥテルテ氏が来島。最近町中で彼のポスターを見かける。教会のメンバーでも応援に駆けつけるという人がいた。聞いてみると、プロテスタントのクリスチャンたち(牧師たちも)は今回の選挙でこのドゥテルテ候補の支援者が多数派だそうだ。私にしたら意外だった。そこはクリスチャンといえど考え方は千差万別かもしれない。

”そんな過激派でエクストリームな人殺しでいいの?”と聞くと、理由は、ダバオ市がこの市長の活躍で非常にきれいで犯罪も少なくなったという実績がはっきりしているから、ということのようだ。特に犯罪や汚職を一掃してほしいという気持ちがクリスチャンたちに強い。
ただし、ドゥテルテ氏はすごい過激派というか力技の人なので教会の中でもピトイさんのように”多分彼が次の大統領になるとは思うが、自分は人を殺してよしとする人には投票しない”という人もいた。

なんにせよ、20代の若い世代から自国の選挙に関して自分なりの考えを持っており、フィリピン人はちゃんと選挙に(義務付けられているような?)行く習慣があるので、そこは選挙に行かない日本とは結構な温度差を感じる(特に若い人。日本人は多忙だからという理由もあるけれど)。

前回の大統領選でも死者が200数十人出ているし、選挙前後は在住外国人はあまり選挙による暴動が起きやすい地域には立ち寄らないようにと大使館からも勧告がある。そのくらい選挙でエキサイトするのがフィリピン人なのだろう。選挙当日や前後は酒の販売禁止とか、闘鶏とかボクシングとか賭け事とかなんかいろいろな全国規模の禁止事項がある。スーパーでも酒売り場は幕を張って隠される。

外国人の私は選挙権がないので第三者的立場ではあるが、大統領が変わると多くの事が変わるし、今こちらで生活している以上、ものすごい影響を受けるのでその行方には注目している。