物価上昇と円安の狭間で

円安で11か月前とはかなりレートが違ってきている。最近は日々円安レートになってきている。
11か月前は10,000円=5,200ペソ超だったのが、今日は4,400ペソ。うーーーん。
これは厳しいぞ。まだ進みそうだし。

例えば10,000ペソの家賃だと11か月前は約18,900円だったのが、今(今日のレートだと)は約22,700円となる。家賃などの金額になると差が顕著で、痛手が一目で分かる。

うちの家賃8,000ペソ、ボホールに来た8か月前なら15,100円だったが、今は18,200円で、3,000円も上がっていることになる。

これは昨今のペソ高もあるのだが円安が原因な訳で、対フィリピンペソだけのことではなく他国でも同様だろうが、留学・ロングステイ・移住者には大きな問題だ。

もっと大きな額、例えばフィリピンのリタイヤメントビザ(永住・就労可)取得の預託金2万USドルというのも、1年前であれば1ドル=78円とすると1,560,000円だが、現在90円だと1,800,000円となって大きな差となる。うーーーーーーん。

うちは幸い11か月前にかなりの額を円からペソに変えて現地口座へ預金しておいた。そのため、今現在生活費として使用しているペソはその頃のレートのものなので当面は痛手を負うわけではない。
でもその後はかなりの痛手を負いそうだ。

そういう中で、フィリピン(ボホール)の物価の上昇もダブルパンチで押し寄せている。
肉や日用品がじわじわこまめに上がってきている。肉の上がり方が著しい。

今日、洗車に行ったが、今年に入って値上げしたようで昨年末ごろに170ペソ(355円)だったのが、今日は200ペソ(455円)だった。ここも値上げか!と思った。
オーナーに去年より上がりましたねと指摘したら、電気代が上がったからとか設備を変えたからとか値上げってもちょっとだけだよとか何とかかんとか一生懸命弁解していたが……。

こんな状況なので、私たちも外国人の中ではつつましくやっているほうだと思うのだが、さらに日々何を節約していこうかとあれこれ考えながら生活している。