LTO(陸運局)へ再び

1か月ほど前、うちの車(中古車)の名義変更書類が上がってこないので陸運局(LTO)へせかしに行った。担当のおっさんの見苦しい言い訳のあと、15日後くらいならできているだろうということで、1か月余り経った今日、再びプレッシャーを掛けに行った。なぜならテキストなどで再三様子を尋ねても全く返事すらよこさないからだ。

まだ出来ていないだろうことは重々分かってはいたが、とにかくこっちでは直接会ってプレッシャーをかけないとどうにもならないので出向くのが一番だ。事前に、前回担当おやじとの仲介をやってくれた窓口の女性職員にもテキストを入れてから行った。

幸いにも彼女は腐れLTOの中に咲くたった一輪の花のようなちゃんとした対応をしてくれる人で、この人に“担当おやじがちゃんと仕事をやってるのか怪しいので今日そっちへ行く”との旨を伝えておけば、おやじ本人にちゃんと対応するよう言っておいてくれる。

今回もまた着くなりおやじがいて、LTOの向かいにあるフィクサーなどの事務所?へ連れて行かれ、またまた一方的に言い訳ばかり並べられた。LTO内で他の職員や公衆の面前で私たちが怒りだしたり、不備を指摘されたりして、それを聞かれるのが嫌だから外で話したがるのだろう。メンツを気にするならちゃんとしろと言いたい。

 

LTO周辺にこういうフィクサーの事務所みたいなのが並んでいる(左写真の左側辺りのごちゃごちゃした小屋)。骨董品のような手打ちタイプライターと机と椅子くらいしかない小屋だけど。大体フィクサーは違法でLTOの建物にも『フィクサーにご注意!』との垂れ幕があるし、つかまれば高額な罰金か懲役刑だというのになんでそういう所へ出入りしているのか。

マニラで書類が止まっているのだという理由がずっと続いていておそらくそれは本当なのだろうけど(他の諸手付き類でもいつもそうなので)、あまりに慌てて言い訳してるので余計にそのおっさん自身の落ち度やサボタージュを印象付ける結果となってしまっているのだ。
例えば移民局の人など、マニラで処理が止まっているので自分たちのせいではないと、全く悪びれもしないし謝りもしなかった。

LTO外観。

“で、結局いつできるの?いつ来たらいいですか?”と聞くと“来週木曜日には!”と言うので、また来週行くしかない。最後におやじは握手をしてきて旦那はしたが、私はしなかった。