別に何もしなかった暑い土曜日

何をするわけでもなく1日が終わってしまった。早い。
今日は湿度が86%もあったようで、気温が29度の割に暑かった。

今日、キャッサバから作るタピオカみたいな“Sago”という食べ物に現地産(パラワン島)のハチミツをかけて食べてみたら美味しかった。Sagoは通常いろんな色に着色してあるが、無着色のも売っていたので無着色のを買って、数日前から冷やしておいた。2人で食べてちょうどいい位の分量で15円程という安さだった。こっちのハチミツはさらさらしててやや甘酸っぱいのでいろんなものにかけて食べるとおいしいと思うがSagoにもよく合った。

キャッサバって名前は何となく知ってるけど、実際に何なのかは知らなかったので調べてみた。そうしたら3m位の草木で、おもに熱帯地方でよく収穫されている植物だった。キャッサバの根は芋みたいで、芋部分はいろんな国で主食にされているらしく、痩せた土地でも育つ優れもののようだ。発展途上国を中心に世界で約8億人が主食にしているという。貧しい人たちの強い味方、キャッサバ! 戦後の食糧難時の日本でも活躍したそうだ。次回ボホール島で庭か菜園が持てたらキャッサバも植えてみたい。ただ生で食べると毒があって死ぬらしいので気を付けないと。

キャッサバはいろいろな料理に使え、ふかして塩をかけただけでもいいし、煮物にしてもOK、揚げてもOKで何にでも使えそうだ。もちろん粉にしたらタピオカになる。

日が沈んで涼しくなってからスーパーへ行って、キャッサバの芋がないか探してみたらそれらしき芋があったので買ってみた。でっかいの2つで38円程だった。でもあとで見たらCamoteというサツマイモの仲間だった。なんだー。

似たような芋がいろいろ売っていたのでそのうちのどれかはキャッサバなのだろうと思うが、名前が現地名になっているのでよく分からない。でも現地産の野菜はすごい安いので、なんだか分からなくても気軽に一度食べてみても損はないと思う。これまでもよく分からないもの(特にフルーツ)を買ってしまって失敗もしたが、Camoteに関してはサツマイモだから普通にウマイんじゃないかと思う。芋だけでなくCamoteの葉っぱも売っていた。