セブ英語留学避難中の人とランチを

今日は教会後、アヤラモールでセブ島へ英語留学避難中の女性Mさんと私たち夫婦とでランチした。
私たちの住んでいる所からはやや遠く、タクシーで20分位の所のビレッジ内にある語学学校の寮に住んでいるそうだ。そのビレッジは現地人の富裕層の家が立ち並んでおり、ポルシェなど高級車が止まっているという。そんなすごい住宅街見たことがないので見てみたい。

Mさんも昨年放射能被害で体調を崩したそうだ。311後からすぐに九州へ一時避難し、その後も食事や生活に最善の注意を払いながら過ごしていたそうだがそれでも一時避難から帰った途端に起き上がれないほどのだるさに見舞われ、下痢や頭痛などいろいろな症状が出たという。

幸いご家族は全員原発反対の立場、放射能被害に徹底して気を付けておられるそうなので素晴らしいことだ。Mさんは今回まずはセブ島で3か月超、休暇も兼ねた英語留学をして、その後さらに西欧圏の国で英語力を上げて就労ビザ等の取得へとつなげていきたいそうだ。そんなわけで私たちのように長期フィリピン在住予定ではないが、こうして避難してきた人と遭遇できるのはとてもうれしいことだ。
語学学校の中にも放射能移住者がいるとは思うけれど、全員と話す機会もないしどういう理由で来ているか分からない。大半は普通の語学留学だろうし、私が直接聞いた人たちはみなそうだった。

Mさんの語学学校は日本人に特化したプログラムとサービスを提供している学校だそうで、そこでも今のところ、避難移住で来ている人がいるのかどうか分からないそうだ。
私は、よその語学学校の人と話したことがなかったのでどんな様子か聞いてみたが、Mさんの学んでいるストーリーシェア(セブ校はCebu Bording Houseという)という学校はうちとはいろいろ違っているようだ。

まずは日本人の英語取得に適した独自のテキストやプログラムを使用しているというのが一番の特色なわけだが、それ以外に、寮の食事がおいしいらしい。これは非常に珍しいことではないだろうか。学校の寮のご飯がおいしいというだけでも、数あるセブの英語学校の中で売りになると思う。例え1か月にせよ毎日3食、寮のご飯を食べることになるわけで、それがまずければ辛い留学生活になってしまいかねない。寮費用は3食込みの金額なので外食すればその分勿体ない。

それから、私たちの学校や他の多くの学校のようにマンツーマン授業が小さいブースで行われず、自室で家庭教師のようにやってもらうか、共有スペースで行われるという。これもゆったりとしていていいかもしれない。それからグループレッスンはなくオール1:1だそうだ。(下見でお試しレッスンも受けられる)

セブについてはMさんも、こっちの物価は何でも安いわけじゃないですねと言っていた。確かにそうなのだ。日本より割高なものもいろいろある。現地の人の給与水準(普通の会社員等は月15000円〜30000円程)からすれば食品でも日用雑貨でもものすごい高いものがある。家賃も市内の中心地などは日本の地方都市部とそんなに変わらないと思う。
日本では家庭雑貨を結構100均で賄えるが、こっちにはそういうのがないので高くつくのだ。
今日も、スーパーでオイルポット(使用した油を入れておく容器)を探していたら、なんと1200円程していた。そんなものに1200円もかけられないので、小さい手付きザル75円、ガラス瓶280円でしのぐことにした。
挙げればきりがないが、今日買ったものの中でいえばリンス(シャンプーも)なんかも高いと思う。
こちらで非常に割安なものと割高なもの、割と極端なので注意が必要だ。