4号機がまた冷却停止に

時事通信 4月12日(木)21時21分配信
12日午後2時45分ごろ、4号機燃料プールの冷却システムでポンプが自動停止した。調査したところ、廃棄物処理建屋1階で、燃料プールとつながっている配管接合部から放射性物質を含む水が約20リットル漏れているのを発見。

またか4号機。この記事にはないけれど警報が鳴ったそうだ。NET以外のニュースでは東京新聞以外ほぼ報じておらず、相変わらず北朝鮮のミサイルとか国内事故のニュースだけだったようだ。

東電は夕方記者会見をし、70時間以内に復旧すれば大丈夫とか言いつつまたさらっと流していたようだが、今、日本時間で23時過ぎ、すでに8時間ほど経過していることになるではないか。

4号機の使用済み燃料と1535本と、その50mそばには1-6号機の使用済み燃料プールに6375本の使用済み燃料が詰め詰め状態に保管されている。この詰め過ぎのせいで、3/20の(新)日本の黒い霧サイトでの情報では、4号機は一瞬でも冷却システムが落ちると溶融を始めると書かれていた。むき出しの青空プールから直接空中にものすごい量の核物質が拡散される。こうなるともはや日本国内だけでなく北半球からやがて南半球、つまり地球全体の核汚染へと広がっていく。

東電の“70時間”という言葉は果たして本当なのか?
“当面は問題はない”とのお決まりのセリフで締められていたそうだが、当面とは長くても70時間のことを指す詭弁に過ぎないだろう。
東電が昨年311以来、本当のことを言ったことがあったか?それを考えたら、東電の“当面問題はない”や“70時間”なんて言葉、何の気休めにもならない。