学校4週目

今週から学校4週目に突入。とはいっても5連休の入った3週目は半分しかなかったので実質まだ通い始めて14日間位だと思う。授業としては12日間位か。

元々学校嫌いの私なのでいつまで続くことやら?!とは思っていたが、4週目にきてなんだかダレてきた。特に、中高で一回やっている文法を英語でもう一回やるという作業に意味を見いだせず、大人の第2言語取得者にとって本当に有効な勉強法ってなんだろう?!と改めて考えるようになった。

フィリピン人の先生たちは、幼少時から学校で英語を習い、英語を日常的に使う環境で育っているのでネイティブの言語取得の軌跡に近いのだと思う。そのせいか、中年になって英語をおさらいしている状況にある私たちの疑問点、納得いかない点というのが彼らには説明しても分からないのだという感じがしている。つまり、日本人にとっての疑問点、難しい点が彼らにはピンとこないのだ。

通常、外国語はネイティブに習うほうがいいと誰もが無意識に思っているが、果たして本当にそうだろうか?確かに正しい発音を聞くとか誤りを訂正してもらうとかいうのはネイティブのほうがいいと思う。でも文法なんかを習うのは日本人のほうが断然いいと思う。

語学学校は1週間単位で入れるのだが、3週間や4週間だけ来て帰国する学生さんって、それなりの効果を実感できているのだろうか?私の場合は実感できているのはリスニングだけかな。それでも現地の人でなまりがあればあるほど聞き取りにくいのでムラがある。

私は日本では英語を喋る機会はあまりなかったが、20代から仕事で(文書としての)英語を使うことが多かった。仕事で無理やり覚えていった感じだったのでやっぱり実地勉強のほうが合っているなと思う。必要に迫られ切羽詰まらないと覚えないのだ。勉強のための勉強、会話のための会話をするということが性格的に難しい面もある。
あるいは単に、授業中じっとおとなしく座っていることが苦痛という勉強以前の基本的な面で挫折しているだけなのかもしれないけど……。とにかく脱走人間だったので。

それはともかく、当初はセブでまずは半年語学学校と考えていたが、セブ市内のアパートの3か月契約終了を機にボホール島へ移り、ボホールで英語の勉強をまた学校で続けるか、語学学校以外の方法で続けるか今検討しているところ。ボホール島の語学学校は探した限りでは一つしかなかったが、ボホール島のほうがおそらく学生の国籍と年齢がバラついていることだろうと思う。
あと、フィリピンではオンライン英会話もものすごい数あるので、必要に応じてそういうのを利用するのもいいかもしれない。住む場所によっては学校に通えないかもしれないし。


真夜中に宿題をする旦那