洗礼記念日ディナー

今晩は2人の洗礼記念日ディナーということで食事へ出掛けた。フィリピン〜タイ〜インドネシア辺りの混合料理っぽい店で、美味しかった。
週末なのでモールのレストラン街はものすごく混んでいるのだが、フィリピン人は食べ物に対して保守的でフィリピン料理や食べ慣れたものを好むせいか、いわゆるエスニック料理屋や外国の料理屋、イタリアン、和食等はすいている傾向にあると思える。そんな中でもピザ屋と点心系中華屋はそこそこ数もあるのでフィリピン人の好みに合っているのか。

しかし日本ほど何でも食べられる国はないと思うので、フィリピン人が保守的というよりはむしろ日本人の食べ物のストライクゾーンが他国と比較して広すぎるといったほうがいいのかもしれない。
家庭料理でもお弁当でもこんなに毎日毎食違うメニューを作っている国はないと思う。ママさんたちの作るキャラ弁などもそうだが、他国の主婦にはまねできない技だろう。

今日うっかりカメラを忘れたのだが、モールの中庭でファイアーダンスショーやバンドのコンサートなどをずっとやっていて店内で食べながら見られたのでよかった。こっちのモールでは平日でも昼間でもいつも何らかイベントが開かれている。平日でも人が多いが週末は特に多いし賑やかだ。なんかこうムンムンしている。

今晩のメニューはタイカレー、ティラピアのから揚げソースかけ、マンゴー&チキンのサラダ、生ブコ(ココナツ)ジュース2つ、デザートにバナナの揚げ物アイスクリーム添え、マンゴープリンを食べてお腹パンパンになった。珍しくデザートなんか食べたのでいつもの外食よりやや高め、2人で総額1800円程だった。学食での昼食は私など50〜60円程なのに……。

マンゴープリンは日本のと違うのか確かめようと思って食べたが、結構違っていた。色が白くて甘酸っぱくておいしかった。日本のように黄色いマンゴー色ではなかった。各店でも違うのかもしれない。
旦那が食べたバナナの揚げ物はそのまんまバナナを天ぷらみたいに揚げてあるのだが、アイスクリームと食べると意外とあっさりしていてとても美味しい。私は洋菓子や甘いものが好きでなく滅多にデザートなど食べないのだが、見た目に反して美味しかった。バナナを揚げるという発想は私にはなかったが私が知らないだけで日本のエスニック料理屋にもあるのかもしれない。

いつもはモールは21時には閉店していて、セブの夜の店じまいは意外と早い。セブへ来るまでは暑い国なのでてっきり夜型社会かと思っていたが、街中でも夜は早いのだ。沖縄・台湾のほうが夜型な気がする。都内に長く住んでいたので都内の夜が長いというだけかもしれないが……。もしかしたらそのせいで東京よりセブのほうが1日が早く何となく慌ただしく感じるのかもしれないねと旦那と話していた。実際1日がすごい早いのだ。(年のせいかもしれないが)

土曜の夜はモール内の飲食以外の店も21時過ぎてもまだやっている所があり、ついでに書店へ寄った。英英辞書が自分には分かりづらいので英シソーラス辞典を買った。意味の分からない単語は英英で調べるよりむしろ同義語を見つけるほうが瞬時に理解しやすいのではないかと思ってのことだった。

これからは学校では英英とシソーラスを併用することにする。ほとんどの学生は電子辞書かスマホに辞書を入れて?使っており、紙の辞書を使っているのは私たち夫婦ぐらいかもしれない。しかも私のポケット辞書は英日も日英も旦那がずっと使っていて私はずっと辞書なしだった。
辞書なしはさすがにいかんと思い、英英辞書をセブで買ってからは“英英1本なんてすごいですね、やる気ありますねー”と他の生徒や先生にも言われたりしたが、単に持ってなかっただけ、そしてセブでは日本語の書籍は辞書も含めて全く売っていないので買えなかっただけだ。もちろん英日のほうがいいに決まっている。

実は渡航前に電子辞書を買おうと思ったのだが、中途半端に高いうえ、ネットが通じる場所では普段オンライン辞書を使っているので、電子辞書なんて中途半端な存在は要らないと思って買わなかったのだ。そんなの使ってる人いないだろうと。でも語学学校では若い子でもみんな電子辞書だった。意外。

それから来週の連休にもまたボホール島へ行くので、ボホールの地図をシソーラスと一緒に買っておいた。