(転載)神の助け

神さまの助けや奇跡はすでにあって、私たちの側が単に見逃しているだけ、見送っているだけってことも多いんじゃないだろうか。
このジョーク、信仰者にありがちな残念なシチュエーションをうまく表現している。

神の助け

ある信心深い婦人の家が洪水で水没した。
そこへボートが通り掛かり「お乗りなさい!」と叫んだ。婦人はにこやかに答えた。
「きっと神さまが助けてくださいます。構わず行ってください」

やがて2階も水没し、屋根に避難すると、また別のボートが通り掛かり「早くこのボートに!」と叫んだ。
また婦人は答えた。「神さまが助けてくださいます。どうか構わずに!」

水位はさらに上がり、婦人は避雷針に何とかつかまっていた。
そこへまた別のボートが通り掛かり、婦人に叫んだ。「流されてしまいますよ! 早くこちらへ!」
またもや婦人は答えた。「大丈夫、きっと神さまが助けてくださいます」

やがて婦人は力尽き、溺れて死んだ。

天国に着いた婦人は神さまを責めた。「神よ、なぜ私をお助けにならなかったのですか?」
神さまは答えた。「だから3回もボートを送ったではないか」